ご近所の桜が綺麗です。
満開の桜並木は、近所の交通公園の桜です。
仕事先まで行くと有名な川沿いの桜並木。
遠くに見えるのは太閤さんのお城ですね。
ここの桜並木は、無名ですが一帯が桜のトンネルに。
ちょっと遠出して石舞台。桜が幕代わり。
今日の雨で、桜吹雪は見納め?
撮影データ:carl zeiss 16-70mm f4
大阪造幣局の通り抜け
今年も恒例の桜の通り抜けに行ってきました。
花見シーズンの掉尾を飾るのはなんといっても通り抜け。
関西では通り抜けといえば通じる浪速の春の風物詩。
遅咲きの八重桜が百数十種類、300本の桜の饗宴は圧巻です。
上の写真は「今年の花・松前琴糸桜」です。
花の色が紅色から淡紅色と変化に富んできれいでした。
今年は天気に恵まれてあっという間に満開になりました。
桜は関山、普賢象、松月、楊貴妃などが主ですが
紅手毬、大手毬、小手毬や紅華、鬱金など珍種も豊富です。
会期はわずか一週間なので連日大勢の観光客で賑わいます。
名桜たちの花回廊を南から北への一方通行で歩きます。
途中で立ち止まれないほどの人波ですから写真撮影は苦労します。
もちろん、三脚などは禁止。ご婦人の日傘も禁止です。
今回の撮影機材は、SONY NEX7+バリオテッサー16-70mmF4。
このレンズが素晴らしかった!
解像のシャープさはもちろん、色のコク、艶やかさ、ボケの美しさ…
しかし、今回はさらに切り札として、あの24mmF1.8も用意しました。
次回は、名桜のアップでその成果をお見せしましょう。
2013年をふり返る 其の一
涼風の北の大地へ
彼岸の好日、北海道を訪れました。
初日は小樽。
かつて鰊漁で栄えた港町は
新しいものと古いものが共存する観光地でした。
ファーストショットは小樽運河。
石造りの倉庫群が運河沿いに建ち並ぶ美しい景観です。
小樽駅から運河までつづく大通り沿いにも
商都で栄華を極めた銀行本店などの洋館が
今は、物産館やレストランとして活用され、
それがうまくこの街に溶け込んでいました。
旅の愉しみ、旨いもの、旨い酒、人との出会いに恵まれた一日でした。
今回の旅のお供は、カールツァイスゾナーSEL24mmf1.8です。
やっとタイトルにマッチしたフォト日記となりました。
例えれば大正時代の面影を残す石壁を撮った時のの質感の素晴らしさ。
わざとピントをずらした時のボケのふわっと感など。
共通データ:SONY NEX7 + SEL24 + SEL10-17
天上の楽園 池塘
北八甲田連峰の峰々が滝のような雲のベールで覆われて行く間、
最高峰大岳山頂へのルートとは逆の登山道を赤倉岳方面へ少し歩くと、
森林限界を抜け、ぽっかりと峰々に抱かれた湿原に出ます。
田茂萢湿原です。
毛無岱ほどの広さはなく、小じんまりとひっそりとしています。
湿原ですから、木道があり、ちょうど峰々を仰ぎ見る絶景ポイントには
展望台が設けられています。
そこの丸太のベンチに腰掛けて、
大岳から流れ落ちる雲のベールをぼんやりと眺めていると、
ここは天上界かと思うほど静寂があたりを包みます。
もちろん、休憩中、一人の登山者とも会いません。
大岳山頂ルートからはずれていることもあり、忘れられた絶景ポイントです。
ここの池塘はポツンとただひとつひっそりとあるだけです。
この池塘の緑と水のグラデーションが絶妙です。
水面に映る青空と雲の変化もいつまでも見飽きません。
時折、涼しい風が吹くと、水面が揺れ、緑の絨毯が表情を変えます。
いつまでも見ていたいと思う絶景でした。
さて、私の今回の旅のお供は、もうお分かりの
SONY NEX7でした。
レンズは、大部分が SEL10-18 f4 OSSです。
美しい景色を撮影する目的では、
CANON EOS 5D + ディスタゴン35mmf2.8 と
迷いましたが、決め手は、半分以下の重量と、
超広角15mmの画角です。さらに高解像の画質。
NEX7は他のミラーレス一眼カメラも検討しましたが、
ファインダーの見え味とトライダイヤルの使い易さで圧勝です。
このカメラは次にツァイスレンズを使う楽しみが残っており
今後が非常に期待できます。乞うご期待。
共通データ:SONY SEL 10-18mm f4 NEX-7
夏の東北、弾丸ツアー。
梅雨空の東北を北上し、青森まで行って来ました。
仙台空港は、雨です。
東北新幹線はやては車窓から写真を撮るとぶれるほどのスピードで
一路、新青森まで。
新青森から青い森鉄道(JRから民営化)でスーパー白鳥に乗り、
7分で青森。この間の特急料金はタダです。
青森は抜けるような青空でした。空気が澄んでいるせいか日差しが痛いほど。
上空の雲は卷雲です。と言うことは高空は強風のため、山は晴れかも。
そこで、駅前の観光センターで貴重な情報を得て、十和田湖方面へ。
初シャッターは萱野高原の雄大な景色です。北八甲田の峰々がくっきりと見えます。
峠の茶屋のお茶を飲む間もなく、八甲田山中へ。
今日は晴れているうちに写真を撮りたいので、先を急ぎます。
先ほどの貴重な情報は、八甲田ロープウェイの山頂駅からの
今の天気を教えてもらったのでした。
大岳山頂は一瞬の晴れ間。ふもとに広がるのは、溶岩が流れて形成された高層湿原帯。
毛無岱(ケナシタイ)です。上毛無岱と下毛無岱を分ける断崖は百メートル。
ここからの眺めは絶景です。しかもこのお天気!
登山道はだれもいません。絶景を一人占めです。
時折、ウグイスの鳴き声がやまびこのように辺り一帯に響きます。
静寂のひと時。至福の時です。
うっとりと景色を眺めているうちに、山頂から雲が湧き、
あっと言う間に、八甲田連峰最高峰、大岳の姿は見えなくなってしまいました。
さっきまでの雲ひとつない絶景と、今、目の前に広がる幻想的な雲のベール。
リンホフテヒニカで撮影しても満足な写真にはならないでしょう。
今回の旅のお供は、K-5でも5Dでもありません。
私にとって初めての○○○製のカメラです。
しかし、このあと、さらなる絶景が私を待っていました。(次回へつづく)