オールドレンズの楽しみ。
CARL ZEISS DISTAGON 35mmF2.8を常用にしているものです。
このレンズはもともと、フィルム時代の名機 CONTAX RTSに付けて
楽しんでいたものですが、いかんせんRTSは75年製です。
まだシャッターは切れますが露出計が怪しくなって、もう現役引退させました。
RTSはポルシェデザインの粋な軍艦部を持ち、とにかくカッコ良かった。
RTSとはリアルタイムシャッターの略で、指が触れるだけで
シャッターがシャコーンと切れて、ビビったものです。
でも手に入れたのはかなり後のこと。新品で買える値段ではありませんでした。
中古で手に入れたときの喜びはまだ覚えています。
カールツァイスへの憧れはここから始まりました。
それから名玉といわれるツァイスのレンズをコツコツと買い集め、
コダクロームで撮影しては満足に浸っていました。
あれから40年近い年月が流れました。
まだ、ツァイスへの情熱は失っていません。
でも、さすがにフィルムで撮ることはなく、デジカメに換装して凌いでいます。
個人的な体験ですが何かの参考になれば幸いです。
フィルムカメラ時代のレンズはもう、オールドレンズと呼んでしまってもいい
と思いますからそういいますが、ここではツァイスレンズを指します。
結論から言うとツァイスレンズはEOSボディに付けるのが最善でしょう。
この辺の事情は 、
↓ http://xn--z9j0fob5c4gs132d.com/のサイトのココ ↓
http://xn--z9j0fob5c4gs132d.com/2012/08/post-13.php
に詳しい記事が載っていますから上の文章をクリックしてお読みください。
私の場合は、知り合いの中古カメラのオニと尊敬する某カメラ店主の勧めで
KIPON製のマウントアダプターを通販で買いました。
私が納得できた理由として、
並みの中国製は粗悪品も多く下手に取付を間違うとボディにキズを付けてしまうがKIPONはそれがない。
次に安価であるが造りがしっかりしている。この二点でした。
唯一の欠点は、無限遠のピントがリングを回し切った少し手前に来る、だけです。
さらにEOSのピントグラスがピントの山がわかりにくいこともあって慣れるまで時間がかかりました。
でも、ディスタゴンの描写、コントラストはいまだに最高、と思って満足です。