X-100に本格的ワイコン発売。
このところ週末が雨という天気が続きます。青空に新緑が目に眩しいという写真は無理ですが、梅雨空に似合う被写体がありました。紫陽花です。
鮮やかな紅、紫から濃い青までアジサイの色の多彩さにはこの季節のうっとおしさを忘れさせるものがあります。かといって華美に過ぎず、控えめな色調は好きで、毎年、とても楽しみにしています。そういえば雨のあじさい寺、人気のない境内の静けさが思い出されます。
この季節、もうひとつ楽しみなのがホタルです。近くの川に毎年必ず出てくれるので夜の散歩がおっくうではなくなります。ちょうど庭にはホタルブクロも咲き、田舎の夏を思い浮かべます。子供のころは本当に捕ったホタルをこの花の花弁に入れて歩くと、ホタルが光ってまるで提灯のようできれいでした。遠い夏の記憶です。
花の撮影はやはりマクロレンズが便利ですが、X-100の23mmレンズもかなりの接写ができるのでうれしい限りです。富士フィルムはこの度、X-100専用のワイドコンバージョンレンズを発売しました。レンズはオールガラスでカメラ側で精密な画像処理を行い、高画質を維持するという優れ物です。風景撮影などで28mmが欲しかった方には最高のプレゼントですね。
このテーマは次回も続きます。
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